千葉県、平成23年度までに独自の学習教材(問題集)配布
学力低下への不安が広がっている。経済協力開発機構(OECD)の5年前の調査で読解力などの低下が判明。これをきっかけに「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」が始まるなど、国は対策に躍起になっている。
中学生の学力アップの切り札として、千葉県は平成23年度までに、独自の学習教材(問題集)「ちば版学習到達目標」(仮称)を公立中に配布する。
難易度別の問題と丁寧な解説で学力を底上げし、習熟度を明確にして学習意欲の向上を図る。県教育委員会の担当者は「これがあれば市販の参考書を買う必要はない。塾に行かなくても公立高校入試問題まで対応できる」と自信たっぷり。
問題集の執筆陣は大学教授や高校入試を担当してきた県教委のベテランの指導主事らが中心。習熟度が低い生徒はもちろん、上位の生徒は難易度の高い問題に挑戦できる。全体の学力向上には上位層の指導強化も不可欠と判断した。
県教委では「できれば無償配布したい」(指導課)としている。
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